保護猫カフェという選択肢

猫日記
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猫と暮らしたいけど、どうしたらいいか分からない!

そんな人は意外と多いと思います。

そんな人に、ひとつの選択肢として【保護猫カフェ】をお勧めしたいと思います!

猫を初めて飼う人に

私はいま、夫のハチさんと2匹の猫(葉月、楓)と一緒に暮らしています。

その前に、こはだという名前の猫を飼っていました。こはだが初代の猫ちゃんです。

初代猫のこはだちゃん

今日は、私たち夫婦がこはだ(初代猫)を迎えた時のお話をしていこうと思います。

なぜ猫を飼おうと思ったのか

はじめに、なぜ猫を飼おうと思ったのか。

理由は、ハチさんが猫が好きだったから。

でも、ハチさんは猫を飼ったことがありませんでした。

ミツ→犬と兎の飼育経験あり

ハチさん→金魚の飼育経験あり

実家で犬を飼っていたミツは、ハチさんに対して

(動物を飼うのは簡単なことではない。責任が伴う。まして、金魚の飼育経験しかないならイメージできていないはず)

と思っていました。

そんなとき、「あ、この人なら大丈夫」と思った出来事が起きたのです。

それは、ハチさんのカバンの中から猫のおやつが出てきたこと。

なんでそんなもの持っているの?と聞いたところ、

帰り道でいつも会う野良猫さん用に、常に持ち歩いているらしい。

なんだそれ、かわいいな(笑)

そんなに猫好きなら、きっと大丈夫だろう。困ったことがあっても、2人で頑張ればどうにかなると思えたのでした。

後日、一緒にいる時にその野良さんに遭遇したのですが、

野良さん、ハチさんの顔を見ると尻尾をあげて鳴きながら嬉しそうにかけ寄り、ハチさんの足にすりすりすりすり

そうとう甘やかせているな

でも、野良さんがここまで懐くのは、単純にすごいなぁと思いました(おやつの力か)

そんなこんなで、ペット可のアパートを探して引っ越しをすることにしたのです。

なかなか踏み出せず一年

それから、猫を飼うまでになんやかんや1年以上かかりました。

理由は、

どこからどうやって猫を迎え入れたらいいか分からない

共働きで本当に飼えるのか

いざ飼おうとなると不安で、ぐだぐだと日々が過ぎていきました。

猫の譲渡会にも2人で参加したのですが、会場の雰囲気や、ボランティアスタッフさん達の雰囲気にビビりまくり。

ケージに入った猫たちを見ても、どの子が自分たちに合うのかさっぱりわかりません。

そうこうしているうちに、私がスタッフさんに質問攻めにあい、家族構成やら子供の有無やら年齢やら(その時は尋問かと思った)ちょっと怖くて後退り。

いま思えば、大事な猫をお渡しする相手のことを知りたいんだなとわかるのですが、初心者にあれは怖かった。

あげく、あなたたちにはこの子がいいとか、この子は無理とか言われて、うーん。ごめんなさい、出直します!となりました。

猫飼うのハードル高いなと思ったのです。

実家の犬は、捨て犬を保護した子や保健所から譲り受けた子もいました。

講習を受けたりもしましたが、ここまでの質問攻めや向き不向きでNG出されたっけ?と疑問だらけ。

ほんとーーーに、いま思えば、猫の性格とかで色々アドバイスくれていたのかもしれないけど、熱量が激しく、我々には無理なのかと敗北感だけ味わわされたのでした。

そんなこともあり、猫を飼うことに挫けかけていた頃出会ったのが【保護猫カフェ】だったのです。

みんなが幸せな空間

猫探しに疲れ果てた私たちは、知人から勧められた保護猫カフェに気分転換に行くことにしました。

私は実は、ペットショップが苦手(臭いがきついところがあるから)猫カフェも、管理が雑なところはちょっと苦手でした。

なので、期待せずに入ったら、

あら?ここは大丈夫だ。臭いがそんなに気にならない(後で聞いたら、猫トイレをこまめに洗っているからかな?とのこと)

まず説明を受けます。

靴下は必須。入室する前に消毒手洗い。

自分から抱っこはダメだよ

手で遊ぶのもダメ(危ないし、手で遊ぶ癖がつくから。おもちゃ使ってくださいねとのこと)

寝ている猫は触らないでね。

ふむふむ。丁寧に説明してもらって、いざ入室。

猫がいっぱいおるー( ´ ▽ ` )

そして、手渡される小さな毛布。

「??」

これはなに?と思ったのですが、先客を見てなるほど、座って膝にかけると猫たちが座ったり潜りに来たりするのです。

かわいいっ!

前に行った猫カフェの子たちより懐っこい!

もちろん、人間苦手な子たちもいるけど、大体の子がお膝にのったりおもちゃで遊んだり。

壁を見れば、写真と名前と特徴があります。

「この子が〇〇かな?」

「あの子とあの子は兄弟なんだね」と話していると、

「あの子は最近フロアデビューしたんですよー」

とか

「あの兄弟は来月トライアルが決定したの」とか教えてくれます。

遊び方がぎこちない私たちに、そっとおもちゃの使い方を教えてくれたり、

常連さんが、お膝にいた子をそっと毛布ごと私の膝に移動して撫で方を教えてくれたり。

ああ、猫好きさんは怖い人ばかりではないんだと少し安心したのを覚えています。

保護猫カフェオススメの理由

普通に猫カフェとして2、3回通ううちに、猫たちの名前を覚えたり、性格を覚えたり、

何より店員さんとよく話すようになりました。

そうやって、少しずつ信頼関係を築き、里親になりたいって思ってるんですよーと相談したり、

どんな手続きが必要で、どれぐらいの費用で、私たちのことや家がペット可とか、

少しずつお話をしていきました。

実際に里親になった先輩の常連さんからお話聞けたりしたのも良かったかも。

そして、こはだとの運命の出会い!

もう、ビビッときました。

あ、この子だ。

この子をうちに迎えたい、と。

そして、前々から聞いていた書類や費用を準備して、不安ながらも色々必要なものを揃えて、いざトライアル。

店長さんが色々親身にアドバイスくれて、不安ながらもいざお家へ。

というか、家までのタクシーで、はじめて鳴いている声を聞きました。

声、低っ!かわいい(笑)

猫も人間も不安ながら、大丈夫だよと声を掛け合いお家へ

色々と拍子抜けな猫生活

トイレのしつけや、ご飯食べないのではとか、懐いてくれなかったらどうしようとか。

そんな不安を一気に吹き飛ばすほど、こはだはとっても良い子でした。

猫カフェでトイレも覚えていたので、家に着いてすぐ猫砂に案内すると

「あ、ここがトイレね」とトイレしてくれました。えらい。(ほとんどトイレ失敗したことない)

食いしん坊こはだは、次の日にはご飯食べはじめました。えらい。

甘えん坊なところは、カフェにいた時から変わらず、すぐお膝に乗り、

期待していなかったのに、あっという間に隣で寝るようになり、

あっという間に我が家のアイドルに。

はじめてのお家に少しビビるこはだ
その日の夕方にはこれ
トライアル期間中にもうこの状態
多分、猫生10回目ぐらいの落ち着きすぎているこはだ

なにかトラブルがあると、まず猫カフェの店長さんに相談したり、かかりつけのドクターも良い先生で相談に乗ってくれたり、

なにより、インスタにこはだの写真を載せるとカフェの常連さんがお声をかけてくれたりして、

なんだか見守られている感じでした。

適度に距離も取ってくれて、たまに猫カフェにお客として顔を出して近況報告したり、

別の子の里親になった方と情報交換したり。それが私たちには、ちょうど良かったのです。

もちろん、すべての保護猫カフェが私たちにあうかといえばそうではなく、たまたまそのカフェがすごく良かった。

オススメ理由をまとめると

1.猫の性格がわかる(人慣れしているとか、穏やかな子なのか、ビビりなのかとか)

2.店員さんと仲良く慣れる(その後、相談に乗ってくれるかも)

3.他のビギナーさんや常連さんと情報交換できる(横のつながりができる)

何より、すぐ「里親になる」と決めつけないで、まずはお客として猫に触れ合えたのが良かったのかもです。

ちょっとずつ、猫との距離を縮めて、ゆっくり覚悟を決めていく。

そんな方法もありますよー

と、猫を飼ってみたいと悩んでいる誰かに届けばいいなと思います。

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